布製防火バケツ 戦時代用品

¥3000

戦時中、金属のバケツの代用品として作られた布製のバケツです。
未使用新品のデッドストックです。ラベル、しつけ糸ついたままの状態です。
※写真右上の虫眼鏡マークをクリックすると写真の全体像がウインドウで開き、ご覧になれます。

在庫あり

説明

1941年の金属回収令(command of metal collection/japanese law on wartime)により金属類は基本的に軍用に回されることとなり、様々な日用雑貨が異素材で代用されることになりました。
バケツは木や竹の桶で代用される場合もありましたが製作に技術を要するため、簡易な布製で軽量な折り畳み式のバケツが考案されました。1937年の防空法(air defence act/japanese law on wartime)により消火用具は増産の必要に迫られたため特に重用されたと思われます。ただし、このタイプの布バケツが実際に空襲消火に使用されたのか、有用であったかは不明です。空襲で投下された爆弾は通常火薬弾、油脂焼夷弾、マグネシウム合金弾(水で消えない)、核爆弾と多岐に渡るため、それ以前に上空数千mから投下される金属の塊の直下に人間を置いておくことの非常識性を鑑みると、一種のブラックユーモアを体現する荒物と言えます。
構造は、竹の枠に木綿布を張って麻の持ち手を付けたものです。布に防水加工などは特に施されておらず、水をためておく機能はありません。製造年代の詳細は不明ながら、ラベルに「マル停」(停止価格)表示があるため1943年前後の可能性が高いと思われます。
現在も同じ構造の布製バケツは小型船舶の必要備品として(エンジン火災の消火用または船底の水をくみ出す「あかくみ」として。)存在しています。
この商品は未使用新品のデッドストックです。製造から70年以上経過しているため、若干の汚れ等があります。代品がないため返品、交換等はお受けできませんのでご了承のうえご注文下さい。

追加情報

重さ 136 g
大きさ 24.0 x 24.0 x 13.5 cm