白磁湯呑み 戦時統制食器 日陶(ノリタケ)製

¥840

戦時中に物資統制のため全国一律の規格で作られた食器です。厚手の磁器で作られ、耐久性があります。
「日本陶器」(現ノリタケ)で作られたものです。湯呑みですが、そばちょくや小鉢にも転用できるようなサイズ・形状になっています。
未使用新品。
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在庫あり

説明

1938年(昭和13年)から1946年(昭和21年)まで存在した国家総動員法により日本国内の物資統制が行われ、新造される日用品・耐久消費財は一定の規格に沿って供給されることになりました。厚手の白磁に細い緑線を入れたシンプルな器類は、戦後他の柄やロゴを入れて業務用食器や会社のノベルティに転用されたケースが多く見られました。この湯呑みは戦時当時の状態のままの物です。
この湯呑みは、もちろん本来は湯呑みですが、そばちょく、小さな汁碗、おひたし等を盛るための小鉢、小皿を蓋にして茶碗蒸しを作るなど、色々な用途に使える大きさに設計されています。生地は砥部焼のように厚手ですが、これは耐久性を増して長期間使用できるようにするため(物資不足のため、割れても簡単に代わりの品が用意できないため)と、未熟練者でも製造できるように、ロクロではなく型込めで成型したためではないかと思われます。
このような戦時統制食器は、国家指定の仕様で国内さまざまな窯元で生産されましたが、この湯呑みの裏面には「日陶製」の文字があります。これは明治37年に「日本陶器合名会社」として設立され、大正6年に「日本陶器株式会社」に改組された愛知県の高級洋食器メーカー「ノリタケ」です。他の窯の湯呑みと比べても、若干生地がシャープで素材の透明度や仕上がりのキレイさが現れています。
通常、戦時統制食器の裏面の銘は、産地を表す漢字一文字と仕様番号のみですが、この湯呑みには堂々と「日陶」の社名が入っており、専門メーカーとしての意地、矜持が見て取れる気がします。
出荷前の状態で保管されていたもののため未使用新品ですが、製造から70年以上経過しているため底等に擦れ等があります。代品が無いため、返品や交換はお受け出来ませんのでご了承のうえご注文下さい。

追加情報

重さ 137 g
大きさ 7.0 x 7.0 x 6.6 cm