酒壺 華南 19世紀(Liquor pot/South china/19c. )

¥43200

19世紀頃と思われる、中国南部の酒壺です。
洗練された形状や細工とともに、腹部分の丸い窯跡が非常に印象的で珍しい品です。
※写真右上の虫眼鏡マークをクリックすると、写真の全体像がウインドウで開き、ご覧になれます。

在庫あり

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説明

中国南部の昔の壺です。粗めの土を挽いて、薄い飴釉をかけたつくりは素朴であっさりしており、数多く作った職人の手練れが
非常に洗練された仕上がりに見せています。中国土着のものというより、更に南方の安南(ベトナム)の民器のような雰囲気もあり、輸出用の酒瓶だったのかも知れません。口の横の突起は紐通しで、口を塞ぐ栓を固定するためのものです。
手に持った感じも軽く、これは全体が薄く成型されているためで、ロクロの技術が優れていることを示しています。
この壺の最も特徴的なのは、腹部分に入った大きなリング状の窯跡です。土が焼きついたり剥がれた跡があるため、最初からこのようにデザインされたものとは考えられず、焼成時にリング状のものが接触して付いた跡なのは明白ですが。
このような跡が付く理由は、この壺が「丸いサヤに横倒しで乗せられて焼かれた」しかないのですが、なぜそのようなことをしたかは謎です。あるいは窯の中で横倒しで焼かれた他の壺の口部分が接触したのかも知れませんが、いずれにしろ「そこまで丁寧な扱いをされずに焼かれたもの」ではあるようです。
この美しいシルエットの壺が、なぜこのような扱いで作られていたのか、この丸い一筆書きのような焼跡が、まるで仏教の十牛図の問答のように問いかけています。
この品物は骨董のため、返品・交換等はお受けしていませんのでご了承ください。

追加情報

重さ 1060 g
大きさ 15.8 × 15.8 × 22.4 cm