金継 染付そばちょく 富士鷹茄子 大正頃(Mini bowl repaired by gold/FuJi.hawk.eggplant)

¥3990

大正から昭和昭和初期ごろの、染付の白磁のそばちょくです。
金継で補修してあります。産地は瀬戸と思われますが、詳細は不明です。
(補修は当店で行い、本物の金を仕様しています。)

在庫切れ

説明

大正から昭和初期(1910~1930年ごろ)に作られたと思われる染付のそばちょくです。
割れ、欠けを、日本伝統の食器修理法である「金継」で補修してあります。
金継は元々、室町時代前後に高価な茶道具や美術品の補修のために行われていたもので、器の欠けや割れを、漆で練った砥粉や木粉、絹糸でパテ・接着剤として繋ぎ、成形と研ぎを繰り返して最後に金粉で装飾します。本来隠すべき傷やヒビをあえて高価な金で装飾することにより、
「この品物は、割れや傷程度で価値を減ずるものではない」「金を傷に塗るほどの価値がある」と逆説的に価値を誇示することが出来るため、室町・桃山時代の茶人などはわざと器を割って金継を施したものを高値で取引するケースも見られました。
このそばちょくは、庶民の日用品として大量生産された「荒物」そのものの日用品ですが、このような「普通の」品物を金で補修することは通常はあまりありません。しかしながらこの器は作られておそらく80~100年程度は経過しており、金継による補修も似合う貫録を見せているのではないでしょうか。
金継は倉日用商店で行いました。本漆、純金を使用しています。電子レンジや食器洗浄機には使用できませんのでご了承下さい。

追加情報

重さ 157 g
サイズ 8.0 × 8.0 × 6.2 cm