染付印判5寸反鉢 明治 鳳凰/Dish bowl 16cm/Phoenix/19c./Japan

¥4400

明治時代に作られた、おかずを盛って食卓に置くための盛り鉢です。当時主流のスタンプによる絵付けが前面に施された「染付印判」の器です。
煮物などを乗せて食卓に置いて各自で取り分けて食べるための鉢で、どっしりとした形状です。

在庫あり

説明

明治期に作られた、おかずを盛るための鉢です。平皿ではなく、当時の一般的な料理(煮物)に対応するため、汁受けとして縁が上がった、いわゆる「反り鉢」といった形状です。
 当時の一般的な食器の慣習として、前面にスタンプで絵柄を付けた「染付印判」の器です。これは明治時代に初めて行われた「大量生産」を前提にした手法で、「コンニャク判」と呼ばれる弾性のあるスタンプで少しづつ絵を付けてゆく方法です。手作業による軽工業であり、未熟練者にも作業できるため、大量生産が可能になりました。

 絵柄は、縁部分が桜、中央部分が鳳凰です。おかず皿として、また素麺を盛るなどにも使えます。浅型の丼としてもおすすめです。

この商品は製造から100年以上が経過しているため、底部に擦れがあります。また縁や外部等にに小さな凹凸、傷等があります。これらは製造当初からのものです。古物ですので返品・交換はお受けできませんのでご了承のうえご注文下さい。
食洗機、電子レンジの使用は、原理的には可能ですがこの食器はそれらの発明以前に作られた物の為、使用の可否は保障できません。

追加情報

重さ 335 g
サイズ 15.8 × 15.8 × 5.5 cm