説明
瀬戸(愛知県)もしくは九谷(石川県)で作られたと思われる、フタ付の丼です。
厚手の磁器で、安定性と耐久性があり、食堂や旅館、出前などに使われた業務用の品です。
赤絵や金がふんだんに使われていながらも、手作業で大量生産されたことが分かる印判や流れるような筆運びの跡が「本来の高級品を庶民向けに大量生産したことで全体が変質するデザイン」を見事に体現した、
まさに「柳宗悦が選ばなかった雑器」の象徴的なものです。
器の底やフタなどに使用感や擦れ等があります。ご了承ください。
本体のサイズ 15.5×15.5×7.5cm
フタのサイズ 14x14x4.5cm
総重量 758g
容量 約420cc