「柳宗悦が選ばなかったもの・戦前編 明治~昭和の雑器・道具」倉文庫

¥1800

倉日用商店が編集、製作したオリジナル本です。2012年に東京の「べにや民芸店ギャラリー」で開催した展示会「柳宗悦が選ばなかったもの Vol.2 戦前編」に際して作られたものを復刊しました。その後2013年に新宿高島屋美術画廊での企画展に出品した品物を加えた増補版です。
この本はオンデマンド製作ですので、カート上に品切れの表示があってもメールにてご注文できます。
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説明

2012年に当店が東京・南青山の「べにや民芸店 ギャラリー」で開催した企画展「柳宗悦の選ばなかったもの Vol.2 戦後編」に際し、展示品を記録するために製作した図録です。明治から昭和中期ごろまでの、一般家庭で使われていた雑器、日用品、輸出用品、代用品など、当時の柳宗悦らが実際に目にしていたはずの日本製品のなかから、柳らが批判していた「醜いもの」(しかし実際に日本の家庭内にあったもの)を集め、そのデザインを考察しました。
柳宗悦らは大正末期ごろから京都の北野天満宮の市などで本来美術的・工芸的価値のなかった荒物を独自のセンスで価値付け、「民芸」という概念を作りだしましたが、柳が選んだ「よいもの」は記録され残されていますが、その際に選ばれなかった「よくなかったもの」については当然ながら誰も記録していません。
当店は、当時柳宗悦が実際に見た上で「撥ねた」ものを探ることで当時の日本の道具のありかたやセンスを明らかにし、なぜ柳らが「これを残さねば」と思ったかが理解できるのではと考え、実際に北野天満宮の市に通い、柳と同じ条件で当時の品物を収集しました。特に、柳が著作で厳しく批判した輸出用の食器については「柳が怒るのも無理はない」と思えるデザインのものを数多く収録しています。民芸のルーツをより立体的にご理解いただける本になっています。

この本の写真は全てカラーです。全72ページ。B6版
収録コラム
・柳宗悦が選ばなかったもの
・柳宗悦が選んだものと選ばなかったもの。その根拠
・「戦前」と「戦後」の連続性
紹介されている品物の項目
・染付印判の器
・錦手の器
・大正期の器
・珍品たち(噴火筒、煙管になる箸置き、ホーローのお盆、富士山型灰皿等)
・ガラス(水差し、ゼリー型、ガラスペン、手吹きのコップ等)
・白もの(洗面台、クリームの容器、統治下朝鮮の鉢)
・戦時統制品(統制食器、陶器のナイフとフォーク、陶器の煙管、陶器のカンヅメ、市民用防毒マスク、軍用水筒等)
・輸出用の器(ティーカップ、コーヒーカップ、湯呑、皿、「オキュパイド」サイン入りの器等)
・業務用品・商用品(再生アルミの鍋、木製折り畳み椅子、刺子のズボン、帆布リュック、商人袋、前掛け、仕出し屋の弁当箱、薬用天秤はかり、置き薬の箱、店舗用の灰皿、インチキ医療機械等)

追加情報

重さ 99 g
大きさ 18.3 x 12.6 cm