説明
昔の中国の荒物で、食堂の箸入れです。壁や柱に引っかけ、お客がここからめいめい箸を取り出して使います。(もしくは使用済みの箸を入れるもの)
基本的に素焼きのままで、正面から見える部分だけに釉薬がかかっています。
白化粧の上に描かれているのはおそらくぶどう(もしくは藤?)、中央の漢字はおそらく「箸は一定の方向に揃えて入れてくれ」という注意書きではないかと思われます。
年代・産地は不明です(湖南省か?)
花器としても使えますが、底も素焼きですので土を入れない「花瓶」として使う場合は水が浸みだす場合がありますので、ビンなどを入れ込んで使って下さい。