説明
林業、建材の町として15世紀から有名な土地であった今の大分県日田市は、江戸期からは下駄の生産でも名を知られ、
大正ごろには全国で最大規模の履物の生産地となりました。特に終戦直後の物資難の時代には木材の削り出しで作れる下駄は非常に重用され、昭和21年の日田でのげた生産量は2千万足にも及んだといいます。
戦後、日用のはきものが急激に洋風化しその生産の中心地が神戸のゴム産業に移ったあとも、長年の生産ノウハウの伝統は引き継がれ現代も有名な伝統産業として日田の杉げたは作られています。
そして日田は江戸時代には優良な木材の産地として、熊本、福岡、大分三方のほぼ中央に位置し河川による輸送手段が整っていたことから交易の要諦として幕府直轄の天領となり、九州有数の商業、金融の要所でもありました。
当然、各所から日々大量の商人や工人、公人が訪れることとなり、彼らの足元に用いる草履やわらじも更に日用品として作られていました。
この竹皮おもての雪駄は、当時の町人あるいは歌人などが、大量に採れる竹の皮と下駄作りにある鼻緒を使って作った履物をイメージしたものです。鼻緒は下駄と同じものを使っているので指にやさしく履き心地も良くなっています。また、現代の舗装道路でも使えるようゴム底を付けた、日常使いにも和装にも使える綺麗な履物です。
サイズ 27×9.5x2cm
重量 142g (一足分284g)
対応サイズ 約25~28cm程度







