説明
昭和の旅館や温泉の宴会場で使われていた、プラスチック製のお膳で、脚を折りたたむことでテーブルとお盆の両方に使うことが出来ます。
団体旅行が主だった当時、宿泊施設の食事は大広間に一同を集め一斉に摂ることが一般的だったため、一度に大量の膳を配することになり、テーブルの保管や洗浄などを利便性から、折りたためて水洗いができ、そのまま一定放置もできるプラスチックのテーブルが重宝されました。
膳の盤面も、それらしい(さほど趣味が良くない)塗装を施したもので、当時の旅館や旅行について人々がこだわる視点が現在と異なっていたこともわかります。
様々なメーカーが同じサイズ・使用で製造したものを使っていたため、表面のデザインが同じでも脚の形やストッパーの位置などが異なるものもあります。
自宅でサイドテーブルとして、布団やベッドサイドとして、食事以外にも小さな作業スペースとして使用出来ます。
1980年代ごろに実際に使用されていたものですので、細かな傷や擦れ等がありますが、ご了承下さい。
脚の折り畳みに関して、スプリングによるストッパーが固い物や開閉のしにくい物等がありますがそれも含めてご了承下さい。
サイズ 展開時 54x29x22㎝
折り畳み時 54x29x7.3㎝