説明
中国湖南省、長沙の水壺です。湖南省は山岳地ですので水の便が悪いところもあり、大きめの壺に水を入れて飲用にするため、水源からこの壺に水を汲んで運びました。中央部の穴に紐を通し、棒にぶら下げて肩に掛けて運んだようです。
そのまま卓上に置いて使えるよう、注ぎ口が付いています。
翡翠をイメージしたかのように 緑釉を重ね掛けした地肌や厚い釉薬に出来た貫入が美しく、傍にあっても飽きません。
年代は不明ですが、少なくとも19世紀頃と思われます。
骨董品のため、返品・交換はお受けしておりませんのでご了承ください。