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ごはん土鍋で簡単炊き込みごはん

当店がおすすめしている、愛知県瀬戸市「スタジオM(マルミツ陶器)」のごはん土鍋。
店主自身も、一日中店にいる日はこの土鍋で昼食を炊いています。
難しそうに見える土鍋炊きですが、やってみると意外に簡単、ガスコンロやカセットコンロで手軽に作れると「炊飯器を使わずにご飯が作れた!」「電気がなくても食事が作れる!」「なんか重要な技術が身に付いたような気がする!」と、何となく嬉しくなったり自信がついたりします。(店主の感想です。)

 今回は、店主が実際に店内で炊いている昼食メニュー「ファミチキ鶏飯」の作り方(ご飯土鍋の使い方)をご紹介します。

・How to cook the rice ごはんのたきかた
1・お米を研ぎます Wash(shave) the raw rice.
IMG_9974_800x556.jpg私は、どんぶりに手付きのザル(水切り)を重ねてお米を研ぎます。研いだ水を流すのが簡単で、お米をこぼさずに済むので便利です。

2・具を用意しますWeigh the ingredients.
IMG_9975_800x530.jpg私のお気に入りファミチキ鶏飯には、ファミチキを用意します。お手数ですが具(ファミチキ)の重さを量ります。(だいたい85~100g程度です。)魚やキノコや栗などを入れる場合も鍋に入れる分の具の重さを量っておいてください。

3・水を入れます。Put the water that same weight of rice and ingredlients.
IMG_9976_800x599.jpgお米と具の総重量と同じ量の水を入れます。このファミチキ鶏飯では、米1合(180g)とファミチキ1本(85g)だったので、合計分265g(cc)・・約270ccの水を入れます。

4・フタをして強火で沸騰させます。Put the lidof pot,turn the flame up high.
IMG_9977_800x630.jpgふたをして、強火にかけます。昔ながらの「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」ですが、これは土鍋で鉄釜ではないので熱伝導の特性上「はじめちょろちょろ」は省略して、いきなり「ぱっぱ」から入ります。沸騰するまでの時間は、1合炊きか5合炊きかで5分~18分ぐらいの差があります。

5・とろ火にして10分前後維持。After boiled,turn the slow fire.about 10 min.

1合炊き程度ですと、5,6分でシューシュー、カタカタと音が聞こえますので、すぐにとろ火にします。土鍋は蓄熱しますので一瞬惰性で吹きこぼれるかもしれませんが、すぐに収まりますのでそのまま8~10分ほど維持します。

6・15~20分蒸らす。Stop the fire,let ricesteam 15~20min.after being cooked.
IMG_9978_800x630.jpg火を止めるタイミングは、香ばしい匂いがしてくるあたりですが、最初の一回は時間を計って「10分」で火を止めてみて、その結果で次回以降調整するのがよいと思います。「赤子泣いてもふたとるな」の言葉通り、15~20分程度蒸らします。
20分以降置いておいても、蓄熱性があるためあまり冷めません。
ふたを開けてよく混ぜます。

7・完成 Finish.
IMG_9979_800x620.jpg具をしゃもじでほぐして完成です。あっさりしつつもコクがあるファミチキ鶏飯。味が足らない時は塩や七味を足しても美味しいですよ。
・補足 もし失敗したら?
水加減や火加減をうっかり間違えた場合でも、次のようにリカバーできます。

・柔らかすぎた場合
 平安貴族の食事には「姫飯(ひめいい)」というベチャベチャのご飯があったそうですが、私は平安貴族ではないのでこういう場合は、更に水を足して追加で煮込み、粥(雑炊)にしてしまうのがベターです。「もののけ姫」でも、主人公は米を炊くのではなく煮て粥にしていたので、食事としては十分伝統的で消化にもよく、おすすめです。
・硬すぎた場合
 焦げ付いてしまった方がむしろ残念ですが、黒焦げの場合は食べてはいけません。有害物質が発生しています。いわゆる「おこげ」状態程度なら問題ありませんが、炊いた上で固まった米というのは「ベータでんぷん」といって消化できないものに変質しているため、アクセント程度にたしなんで下さい。
 硬すぎた場合も、食べられそうな部分だけにお湯を足して、精進料理のひとつ「湯斗(ゆとう)」としていただくことが出来ます。
 ただ経験上、硬すぎるご飯は非常に食べにくく、鍋の掃除も面倒なため、まだ柔らかい方がマシである印象が多分にあります。

皆さんも、最初失敗したとしても、次回は必ず成功しますので(気をつけるから)、臆せず土鍋炊きに挑戦してください。
弥生時代から昭和中期まではみんなやっていたことですので、みなさんに出来ないはずはないです。楽しいですよ!