ミッキーナイフ 販売台紙 1940~50年代/Folding knife “Micky knife”/1940~1950`s/Japan

¥25000

在庫あり

説明

戦後すぐ~昭和30年頃に作られたと思われる小型ナイフの販売用台紙です。
切れ込みの入った厚紙にナイフが挟まれており、いくつかは既に販売されています。

ナイフは昭和前期の子供が鉛筆削りとして使うための物で、剃刀の刃と鉄板をハトメで留めた非常に簡単な構造です。文具店、荒物屋、駄菓子屋等の軒先にぶら下げて販売していた物と思われます。
物資難の時代の物にも関わらず多くが売れ残っているため、あまり人気が無かったか、物資不足が解消しつつある時代に作られたものかも知れません。

特筆すべきは商品名の「ミッキーナイフ」の文字と描かれたキャラクターで、明らかに戦前のミッキーマウスが使用されています。ナイフ本体にはミッキーの文字も絵も描かれていません。当時はキャラクター類について現在のような著作権保護の概念が無かったため、荒物や文具、玩具に内外のキャラクターを使用することは当たり前に行われていました。

当時の社会情勢と感覚が分かる貴重な資料です。
ナイフ本体にはサビ、痛みがあります。刃物ですので取り扱いにご注意下さい。ナイフとしての性能は保証しておりません。台紙はボール紙製ですが、1940年代の物ですので劣化にご注意下さい。

台紙サイズ 19×26.7㎝
ナイフのサイズ 5×2㎝ 展開時8.5×2㎝