説明
日本伝統の弁当箱です。主に杉の薄板を曲げて張り合わせ、漆を塗ったもので、地方により「めんぱ」等とも呼ばれます。
蓋と本体の厚みが同じになっていますが、これは蓋を外れにくくしたと同時に、ご飯を本体の深さよりも盛り上げて入れたとしても蓋を閉められるように(大量にご飯を運べるように)したものです。
林業や漁業など特に重労働な職場には、蓋と本体の両方にご飯を詰めて2食分を持ち歩いた例もあるそうです。
この弁当箱にはT字型の仕切りが付属しています。
使用後は出来るだけ早く水洗いし、ふきん等で水分を拭きとって下さい。水につけたままにしますと木の特性上膨張やカビ等で痛みが早くなります。
曲げわっぱの本来の使用法は、ご飯を敷き詰めて、その上に梅干しや漬物(おかず)を載せるものです。汁気の多いおかずを入れる際はラップ等で包み込むなどをお勧めします。
電子レンジや食洗器には使用できません。